(福祉)愛EYEプロジェクト


支援に役立つ技(1)

マウスを使わない操作方法

視覚障害者は、パソコンのモニターが見えません。ですから、パソコンを操作する場合、マウスを使いません。全てキーボードのみで、パソコンを操作します。

日頃、マウスを使っている者にとっては、「え~っ!?」と思われることかと思いますが、慣れると非常に快適になります。
比較的、良く使うコマンドを記載しますので、覚えてみてください。

なお、説明内に「+」と書いてある操作は、先に書いてあるキーを押しながら次に書いてあるキーと一緒に押すことを意味します。

一般的なショートカット キー

目的 キー操作
[スタート] メニューを表示する Ctrl + Esc
もしくは、Windows キー
(Windowsのマークをしたキー)
選択している項目から移動する Tab
場合によっては、上「↑」下「↓」左「←」右「→」のカーソルキー
使っているプログラムのメニューバーを選択する  Altキー
現在のウィンドウを閉じるか、プログラムを終了する Alt + F4
マルチドキュメント インターフェイス(MDI:Microsoft社のWord や Excel などのこと) 対応のプログラムのウィンドウを閉じる Ctrl + F4
コピーする  Ctrl + C
切り取る Ctrl + X
貼り付ける Ctrl + V
削除
カーソル位置の文字を消したい
Delete
カーソル位置の左の文字を消したい BackSpace
使っているプログラムや選択した項目についてのヘルプを表示する F1
使用ウィンドウのコントロール メニュー(元のサイズに戻す 移動 サイズ変更 最小化 最大化 閉じる)を表示する Alt + Space
MDI プログラムで、コントロール メニュー(最小化 元に戻すか最大化 閉じる)を表示する Alt + ハイフン (-)
選択されている項目のショートカット メニュー(マウスで言う右クリック)を表示 Shift + F10
もしくは、アプリケーションキー
(右側のCtrlとWindowsキーの間)
直前に使用していたウィンドウに切り替える  Alt + Tab
ほかのウィンドウに切り替える Alt キーを押しながら、Tab キーを繰り返し押していく
選択しているファイルやフォルダなどのプロパティを表示 Alt+Enter
上書き保存 Ctrl + S
元に戻す Ctrl + Z
全て選択 Ctrl + A
印刷 Ctrl + P
行頭にカーソルを移動 Home
文頭にカーソルを移動 Ctrl+ Home
行末にカーソルを移動 End
文末にカーソルを移動 Ctrl + End
カーソルを上下に移動 上「↑」下「↓」のカーソルキー
キー操作によって開いたメニューを閉じたり、進行中の作業を止める Esc
日本語入力を入れたり切ったりする 半角全角キー
MS-IMEのメニューを表示させる 日本語入力がオンになっている状態で、Ctrl+F10
文字入力方法を「ローマ字入力」から「かな入力」に設定変更 日本語入力がオンになっている状態で
Alt+カタカナひらがなキー

使用例(1) メニューバー内のコマンドを使う

  1. 使っているプログラムのメニューバーを選択する → Alt
  2. メニューバー内の移動 → 右「→」左「←」カーソルキー
  3. メニューバーの決定 → Enter もしくは、上「↑」下「↓」カーソルキー
  4. コマンドの移動 → 上「↑」下「↓」のカーソルキー
  5. コマンドが決まったら → Enter

使用例(2) 1行だけ選択

  1. 選択する行頭にカーソルを移動 → Home
  2. 行頭から行末へ1行選択 → Shift + End
    (行末から行頭へ Shift + Home 、でも選択可能)

使用例(3) 元に戻す

  • 「失敗した!!」と言う場合 → Ctrl + Z

使用例(4) パソコンを終了させる (Windows98/ME)

  1. [スタート]メニューを表示させる → Ctrl + Esc か Windows キー
  2. 「Windowsの終了」を選択する → U キー
  3. 「電源を切れる状態にする」もしくは、「終了」になっているか確認する
    「電源を切れる状態にする」や「終了」になっていない場合 → 上下カーソルキー
  4. 終了 → Enter
使用例(5) パソコンを終了させる (WindowsXP)
  1. [スタート]メニューを表示させる → Ctrl + Esc か Windows キー
  2. 「終了オプション」を選択する → 上下カーソルキー か
    U キー
  3. 「電源を切る」に移動する → Tab キー か 右「→」カーソルキー
  4. 終了 → Enter

使用例(6) MS-IMEの辞書登録

  1. 日本語入力ができるプログラム(メモ帳など)を立ち上げ、日本語入力オンにする → 半角全角キー
  2. IMEのメニューを表示する → Ctrl+F10
  3. 単語用例登録まで移動する → 下「↓」カーソルキー
  4. 単語用例登録を開く → Enter

使用例(7) 複数のファイルやメールを選択する

  1. 選択したいフォルダやメールのリストを開く
  2. 連続した一部分を選択 → Shift+カーソルキー(Shiftキーは、押し続け必要な個所まで移動)
  3. 点在する中で必要な物を探す → Ctrl+カーソルキー
    見つかったら選択する → Spaceキー(Ctrlを押しながらでも可能)
    また必要な物を探す → Ctrl+カーソルキー

使用例(8) タブページを移動する

  1. タブで構成されているウインドウを開く
    (例:インターネット オプション)
  2. 一項目戻る → Shift+Tabキー
  3. タブページを移動する → 右カーソルキー

ただし、このキーボード操作は、プログラムによって少々違う場合があります。「このソフトでは、使えるけど、あのソフトでは使えない…」というのもあります。
どんなキーの組み合わせでどんな作業をするかは、実は、各プログラムのメニューバーに書かれています。

例えば、Internet Explorer のメニューバーに「ファイル」とか「編集」「表示」と書いてあると思います。この文字の隣( )内に「ファイル」なら「F」、「編集」なら「E」と書いてありますね。この( )内 ”_” アンダーバーの上に書かれている英字は、Alt キーを押しながら該当英字キーを押すと作動します。
試しに、Alt と F を一緒に押してみてください。ファイルのメニューが開いたと思います。

また、メニューバーの項目内をみると、これまた( )内にアルファベット一文字の表記がありますね。これは、各メニューが開いた状態で該当アルファベットを押すとそれなりの反応をします。
例えば、Internet Explorer では、メニューバーの「ファイル」を開いた状態で、Aキーを押すと「名前を付けて保存」が作動します。また、メニューバー「編集」を開いた状態で、Aキーを押すと「全て選択」が作動します。

もうひとつ( )内のアルファベットの他に、Ctrl +アルファベット の記載があると思います。これは、各メニューバーを開かなくても、Ctrl + 「該当キー」だけでそれぞれの作業が始まります。

Altキー、Ctrlキー、メニューバーを開いてアルファベットキーを臨機応変にお使いください。

2002/08/29 掲載
2006/02/03 改訂

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