(福祉)愛EYEプロジェクト


平成14年度 第5回定例勉強会

2002年7月24日(水)

場所
  • 高岡市ふれあい福祉センター2F 第一研修室

内容

  1. 分科会報告
  2. 「視覚障害者模擬体験・パソコン操作編 Word」
    体験内容:晴眼者は、パソコンモニターを隠し、キーボードのみが見える状態でパソコン操作をしてもらいました。その際、視覚障害者がサポートをしました。
    音声リーダーソフトがインストールされているノートパソコンでメールを読んだりWordの書式設定を体験
  3. ミーティング
参加者の感想
  • (勉強会テーマ発案者)
    参加者の皆さんには、マウスを使わず、モニターの見えない状態で音声を頼りにパソコンを操作していただきました。
    当初、3人一組で…の予定だったのですが、実際には、ちょっと晴眼者のサポータの人数が足りませんでした。スミマセン
    オペレータの皆さんへの説明がモタモタしてしまい、申しわけありませんでした。

    また、パソコン5台があっちこっちでしゃべる中、なかなか音声が聞き取れなくて四苦八苦してしまいました。しかし、視覚障害者の方々は、つわもの(?)揃いでしたので、しっかりサポートしていらっしゃるのに驚きました。
  • (参加者A)
    この体験で、画面を見ることが出来ないというのがこんなにつらいとは、思いもつかない事でした。まず、自分のカーソルの位置がわからない。もし、わかったとしても頭でイメージが浮かばないし浮かぶのに時間がかかりました。

    あと、余白の設定の時入力した数値を読み上げない・・・
    これには、まいりました。
    文字の設定の時、イメージが出来ない・・・
    これは、私だけでしょうか?
    全体に出来上がってからPC−Talkerで読み上げた時 Y さんに指摘されたように中央揃えしたはずの文字が左端と読んでしまうのは、困ってしまいます。

    ふだん、なにげなくマウス使用や画面をみているんだなぁ〜と
    改めて思いました。
  • (参加者B)
    以前に某お宅で体験済みでしたのでサポートの方をさせて頂きました。

    MMメールの読み上げは、メールを保存してなくて実際に読み上げる事ができないところもありましたがこれは、視覚障害者の方々がいつもお使いなのでキーボードの操作方法を教えて下さるとおりにして問題ないと思います。

    でも、Wordの方は、レイアウトなどしっかり画面を確認しなくてはいけないので、晴眼者のサポートがかなり必要だと思われます。
    両端揃え、中央揃え、左寄せやフォントの大きさや太字など画面を見ることが出来ないと、今どうなっているのか全くわかりません。それとも、何か確認する方法があるのでしょうか・・・

    そして、ふだん何気なく使っている書式設定をメニューバーのプルダウンメニューから操作しようとするとえ〜これは、どれでするんだっけ・・・と悩んでしまいました。
    お陰さまで、またいろいろと再認識させて頂きました。
  • (参加者C)
    マシンが変わっても、キーボード操作になんら変わりはないと堂々と指示してくださる視覚障害者サポーターの皆さんに、画面が見えないだけでまるで自信なく操作する自分がただただ情けない限りでした。

    会場が狭い上に大勢が一度にワイワイと操作するので、音声リーダーが聞き取りにくく、辛い場面が多かったのでカンニングする不貞の輩もいました(何を隠そう、実はこの私=ごめんなさい)
  • (参加者D)
    パソコン画面を隠す作業を喜々とした顔でこなしている某女史を心の中で『か、なんすんがよ!』という悲鳴にも似た言葉をはきながら眺めていた。
    『では今から、私の言う通りにおやり!』
    そんな悪魔の命令の下、我々か弱き羊たちは、コンピュータ操作に取りかかったのであった。
    一応サポータはついているが、彼もご主人様の命令に忠実に従うシモベであり、出てくる言葉は、『違う!』、『何しようと、しとっが!?』、『今、何してるかわかってんの?』と、サポートとは名ばかりの冷徹な罵倒語の連続!
    それでも、子羊は『ウェ〜ン』と泣き出したいのをこらえながら、懸命にキーボードをたたくのであった。
    ま、こんな状況だったと思います。
    (一部、ほんの少〜しデフォルメしてありますけど・・・・・・・・・)

    痛切に感じたこと
    1.ショートカットキーがうろ覚えだったので、超〜悲しい状況になった。
    2.音声対応に不慣れで聞き取りがなれるまで大変であった。
    3.作業バーの内容もいい加減な覚え方をしていることが判明。

    等々、実に悲惨な現状であることが判明した次第であった。しかし、見えるということは、そんな私にでもコンピュータを使っているという実感を与えてくれていたのである。
    サポートに回ってみると、やはり先ほどの経験からか、今教えてあげたいことがこんなことかなってことが、ほんの短い時間であったが、わかったような気がした。
    このことを私なりに消化しようとしているが、まだはっきりとした像として描き切れていないのが現状です。
  • (参加者E)
    先ず、暑中見舞いの文章をフロッピからパソコンに取り入れることは案外素直にいった様な気がします。私のパソコンはすぐに不具合を起こすのでこれを一旦マイドキュメントに保存しました。(これは私が直接してしまいました。)
    その後の中央ぞろえのショートカットキーが思い出せなくて私の「トラの巻き」をカンニング。考えてみればトラの巻きを見ないでもメニューを開けば探す事が出来たはずです。慌ててしまうと適切な判断が出来なくなることを痛感しました。

    慌てて、いろいろキーを触っているうちに、いつもの病気の「カーネル32」のエラーが(今日は)と顔を出してしまいました。壱度パソコンを再起動して、やり直し、、保存した文章を取り出す。(これも私が直接してしまいました。)
    次の手順の余白の設定・写真のレイアウトは全く指導は出来ませんでした。

    視覚障害者のパソコン指導は、晴眼者と視覚障害者が組になって指導するのがベストではないかと思います。
  • (参加者F)
    愛eyeプロジェクトとしては、部屋の広さに対して受講者数が多すぎると思いました。2〜3人程度がよいと思います。二人かな。

    キー操作の手順を見つけるためと覚えるための時間が貴重でした。一つは、ここかここかと耳を澄ましながら、自分で一つ一つ探り当てる時間です。でも、あまりにも時間がかかりすぎると前に進めませんし、楽しみも減ります。
    次の動作に移る方法が分からないときのサポーターのヒントと、「このグループの中にあります」というヒントはとてもよかったです。それは、やる気の持続と能率よく講習を進めるための助けになりました。
    それ以上の細かいヒントは、私はないほうがいいですが、あるほうがいいという人もおられるかもしれません。

    もう一つの時間は、分かった操作を行ったり来たり繰り返し、覚えこむ時間です。普段覚えようという努力をしない私は、画面が見えれば、見えたものを手がかりに、そのときそのときの状況を判断してすすみます。
    でも、見えないときは、記憶をたどって進みます。ですから、自分が納得できるまで、繰り返して覚える時間がほしいです。次へ進むのをちょっとまってねということです。

    次の動作に取り掛かるときには、これからするのはどんなことをするためのキー操作なのか、しっかり把握できてからキー操作に取り掛かりたいです。
    たとえば、「今書いた言葉を横列の中央に移動させますよ」「今度は、右下に絵を入れますよ」というようなときです。
    画面が見える場合は、よく分からないが、言われるままにやってみると絵が出たと驚き喜んで興味が増す場合があります。
    でも、見えない場合は、今から何をするかしっかり目的をもち、それが確実に進められているか確認してもらえないと、やっている実感がわかず前に進めません。

    暑中見舞いなら、おうとつで字や絵が描かれているはがきがそばにあるとなおさらいいです。
    説明を聞き、さわって確かめ、これをやるんだなと分かった上でキーをさわれたらいいなと思いました。
    初めてのときには。「こうしたらどうなる」のイメージをつかむ工夫が大切だと思います。
    その後自分ひとりでやるときに、あの時そばで見てくれた人の言葉とさわって思い浮かべたイメージがとても頼りになるのではないかと思います。

    見てくれる人の言葉は、道しるべやヒントとなりました。
    そして、自分はちゃんとできたんだなという安心感・確信・自信も与えてくれました。
  • (参加者G)
    当日は、鶏小屋に猫が飛び込んだというか(?)蜂の巣をつついたというか?とにかく皆さんの熱気と興奮で(?)スクリーンリーダーが聴き取れなくて大変でした。

    サポートする立場としては、改めて言葉で伝える難しさを感じました。普段は、(口で言うより手のほうが早い) → ちょっと古いフレーズかな?という感じですからね。
  • (参加者H)
    前回の愛eye定例勉強会では、私は横で見て(聞いて)いる立ち場でした。
    晴眼者の方が、画面が見えない状態で音声を頼りにどのようにキー操作されるか、興味津々でした。
    ところが、さすがパソプロですね。大きな壁にぶつかる事もなくスイスイと処理をして行かれました。いろんな事が頭の中に入っているのだと思いました。
    私の勉強不足を感じた日でした。
  • (参加者 I )
    途中、音声ソフトが読み上げソフトが途中で読み上げてくれなくなるというトラブルが発生しました。画面が今どうなっているのか全くわからない状態に・・・。(イライラからつい画面を隠している紙をめくってしまいました。)
    音声ソフトが読み上げてくれなくなると、ほんとにお手上げなんだということを実感しました。

    音声ソフトは、S 氏にゆっくり読むように設定してもらったのですが、聞き取りにくかったです。たぶん、私が「あ!」とか「へぇー」とかブツブツ言っていたせい?
    あの機械的な音声は独特ですが、やはり慣れでしょうか?

    画面が見えない状態でのキーボード操作が全くの不勉強のため、S 氏に1度教えてもらったことを、何度も聞き直すことが多々ありました。せめて頻繁に使うショートカットキーだけでも憶えてから、勉強会に出席すればと自分の不勉強を痛感いたしました。
  • (参加者J)
    パソコンの音声が小さくて、私たちには手も足も出ませんでした。
    終わりごろになってS 女史が、一所に実習してくださったのですが、暑中お見舞いの文章を、フロッピーからワードへコピーして、お手本どおりに、書式を変更して、仕上げるものでしたね。
    私にとっては、つい最近、K 氏に教わったばかりでしたので、割りに覚えていたとおり、ショートカットで書式を変更することができて、とても嬉しかったです。
    1度教えていただいたことは、少しでも頭の隅に記憶していますので、いろんなことを体験させてもらえればいいなーと思いました。
    しかし反面視覚障害者では、果たして、書式が思うように変更しているだろうか?と、確かめる方法が分かりませんので、ちょっと不安です。

平成14年度定例勉強会へ福祉・愛EYEプロジェクト トップページへ