(福祉)愛EYEプロジェクト


触れて!聞いて!!
絵画&伝統工芸品鑑賞IN高岡美術館


参加者の集合写真

NAT・愛EYEプロジェクト定例勉強会ー番外編ー
 5月28日(日)に愛EYEプロジェクト定例勉強会ー番外編ーとして、高岡市美術館
の全面のご協力をいただき、高岡市美術館の貴重な収蔵作品数点を実際に触ら
せていただいたり、藤井素彦学芸員による絵画の絵解きを拝聴したり、 いろいろ
体験させていただけました。

 高岡市美術館所蔵の彫刻、銅器、漆などのハンズオン展示品を鑑賞。
※「ハンズオン展示」さまざまな展示品に手を触れられる形式の展示を言うそうです。

同じく絵画一点を高岡市美術館の学芸員・藤井素彦さんから絵解きしていただき
鑑賞します。

藤井素彦学芸員による熱のこもった解説はすばらしいの一言でした。
美術品・工芸品への愛情がひたひたと伝わってきました。

 今回は鑑賞というより、作品を手で触りまくったり、その音色を聴かせて頂いたり
して、学芸員の入門編のような内容なのですよとの事でした。
今回開催するにつけて、なぜ美術館においてある作品はショーケースの中にしま
い込んで触ることができないのかを再度考えさせられたとの事。
工芸品は、手触りや口当たり、音色などいろいろな事を語りかけてくれる。ガラス
の中に入れる事により、作品の持つ本来の姿をせばめてしまっている。しかし、
これは美術館の持つもう一つの役割である「作品を少しでも長生きさせる」という
事。将来にわたって作品を保存していくにはやむを得ない事であると理解をいた
だきたいとの説明がありました。

   1.胡銅器(さはり)銅鑼(どら) 金森正一作(かなもり しょういち さく)
       作品名 萌芽文銅鑼「豊音」 (ほうがもんどら、ほうおん)

 「これはね、すき焼き鍋の様な形をしているので
すよ」という先生の解説から始まり、白手袋をして
作品の表面をゆっくりと触らせていただき、実際
に銅鑼を叩いてその音色を楽しませてもらいまし
た。この音色がこの作品の「値打ち」なのですよ
との事でした。心にしっとりと響きわたる豊かな
音色が、ゆっくりとした時を刻み、自分の心臓の
鼓動さえもたおやかに感じられました。
萌芽文銅鑼「豊音」 (ほうがもんどら、ほうおん)写真
IYさんがどらを鳴らしている写真SKさんがどらを触っている写真ATさんがどらを触っている写真

     2.蝋型鋳造花器 一ノ瀬宗右衛門作
             (ろうがたちゅうぞうかき いちのせそうえもん さく)
        作品名 かまきり文花器(かまきりもんかき)

 みずみずしい孟宗竹を、すっぱりと時間と共に
切り取ったような花器の側面に、ゆるりと鎌を
持ち上げている「かまきり」一匹。針の様に細い
にもかかわらず、静的な力を中に秘めて足先の
細かなギザギザで竹につかまり、逆三角形の
頂点には獲物をねらい定めるかのような目を
輝かせている。この華奢なまるで生きているか
のようなカマキリをゆっくりと触らせてもらいまし
た。しかし、これこそは素手でさわってみたかっ
たですね。
かまきり文花器(かまきりもんかき)の写真
SYさんが花器(かき)を触っている写真ATさんが花器(かき)を触っている写真SKさんが花器(かき)を触っている写真

     3.鍛銅瓶掛 祖川祖仙作(たんどうびんかけ そがわそせん さく)
        作品名 龍文銅鍛金瓶掛(りゅうもんどうたんきんびんかけ)
 
 石川県の作家、泉鏡花と義兄弟であると言う祖
川氏の作品。細めの腰くらいの瓶掛。その周囲を
ぐるりと巻き付く龍。数千枚の鱗をひとつずつタガ
ネで刻み込み、髭や爪までが動き出しそうに飛
び出している。このすべてが一枚の銅板を叩いて
つくられたすばらしい作品です。実際に手で持っ
てみるとその大きさを感じさせないほど軽い仕上
がりでした。
龍文銅鍛金瓶掛(りゅうもんどうたんきんびんかけ)の写真
SYさんが鍛銅瓶掛(たんどうびんかけ)を触っている写真ATさんが鍛銅瓶掛を触っている写真IYさんが鍛銅瓶掛を触っている写真

     4.堆朱硯箱 石井勇助(三代目)作
            (ついしゅすずりばこ いしいゆうすけ さく)
        作品名 風神文硯箱(ふうじんもんすずりばこ)
 高岡漆器を代表する勇助塗りの作品。空を
駆けめぐり風をおこす風塵が、細かに朱と黒
の漆を重ね塗りした箱を、大胆かつ繊細に彫
り込んで仕上げられた作品。漆の柔らかな
手触りとでこぼこした文様が不思議な雰囲気
を醸し出しています。
風神文硯箱(ふうじんもんすずりばこ)の写真
SKさんが学芸員さんの説明を聞きながらすずり箱を触っている写真学芸員さんが参加者の手を取ってすずり箱の説明をして下さっている写真ATさんが学芸員さんに手を取ってもらってすずり箱を触っている写真

5.日本画 梶田半古作(かじたはんこ さく)
作品名 比禮婦留山(ひれふるやま)

 この日本画は高岡市美術館の代表的な収
蔵品だそうです。この作品は横山大観が「屈
原」を展示する時に一緒に並べられたという。
今回は作品に描かれている美女と同じ格好
をさせてもらい、作品の雰囲気を味わわせて
もらいました。

日本画 比禮婦留山(ひれふるやま)の写真
IYさんが学芸員さんにひれふるやまの説明を聞いている写真SKさんが学芸員さんにひれふるやまのポーズをつけて頂いている写真ATさんが学芸員さんにひれふるやまのポーズをつけて頂いている写真

参加者の感想文

ATさんの感想

IYさんの感想

SKさんの感想

SYさんの感想


愛EYEプロジェクトより

 あっという間に2時間が経過してしまいました。リクエストがあれば、また
応えていただけるとの事。ぜひ、また機会を設けていただきたいと思いまし
た。本当にありがとうございました。

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