視覚障害者IT支援方法について (提案)
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スイッチ等を勝手に押さない
電気のスイッチは、晴眼者に必要なことなのですが、勝手にスイッチを入れてはいけません。視覚障害者がお一人で住んでいらっしゃる場合は、電気のスイッチを入れたことに気がつかないと一晩中電気がつきっぱなしになる恐れがあります。
また、日頃押さないスイッチであったりすると、どこにスイッチがあるのか知らないこともあるでしょう。
例えば、パソコンのスイッチすらもそうです。「いつもは、こんな切り方をしない」という方法で切ってしまうと、困ったことになる恐れがあります。
その他にも、パソコンのモニター、スキャナー、エアコンやテレビの音量の上げ下げのスイッチなどなど。いつもと違う切り方で、勝手に切ってしまったり、変更してしまうとどうやってスイッチを入れるのか、設定を元に戻すのか、わからない場合があるのです。
何でも、一度、伺ってから、もしくは、スイッチの入り切りはお任せした方が無難です。
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物を動かしたら元に戻す
物が動くとどこにあるのかわからなくなってしまう恐れがあります。また、いつもと違う状態になっていても、気がつかない場合もあります。
例えば、サポートするときに邪魔なので、棚や机の上に通常ある物を動かしたとします。でも、サポート終了後には、忘れずに元の場所に戻しておきましょう。
トイレをお借りした時も要注意です。洋式トイレのフタを閉めたのならば、間違って座っても、そうショックは少ないかもしれませんが、便座を上げてしまった洋式トイレに座ったら?!
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席を離れるときは、声をかけましょう
中座する場合は、声をかけてから離れましょう。複数の人と話をしていて、声をかけずに座を離れられた場合、視覚障害者は、本当に虚しい「独り言」になってしまいます。
スクリーンリーダには、ナメラカヨミ辞書があります。それを、サポータが作って差し上げてはいかがでしょう?
デフォルト(初期設定)の状態でPC-Talkerに人の名前を読ませると「誰の名前?」と言う状態になることが多いです。パソコンユーザー自身やご家族の名前、サポータの名前、よくメールを交換する相手、また自宅の住所ぐらいは、きちんと読み上げて欲しいですよね!そういったきちんと読み上げて欲しい漢字の辞書登録をしてあげてはどうでしょう?
なお、やり方は、視覚障害者パソコンに関する技集でOSに合わせた「PC-Talkerの辞書登録の仕方」をご覧ください。
これは、PC-Talkerの都合だと思いますが、ファイルを開いても文頭の1行を読まないことが多いようです。下向きカーソルで1行移動して始めて読み上げることが多いように見受けます。手馴れた方は、そのまま、上向きカーソルで戻って頭から読み上げさせているようです。しかし、ちょっと忘れてしまったときは、文頭の1行に大切なことが書いてあると大変です。
視覚障害者へテキストファイルを差し上げる際、文頭1行目は、当り障りのないことを書くか、空白行にしてあげると良いでしょう。
メールを差し上げる際は、熟語の言葉の途中で改行や空白をあけないようにしてください。
例えば、「特集(トクシュウ)」という言葉を「特 集」にしてしまうと、PC-Talkerは、「トクシュウ」と読んでくれなくなります。「トク ツドイ」と読んでしまうのです。
文字と文字の間に空白があるため、PC-Talkerは、熟語として認識してくれないのです。
メールでも送信時に自動的に改行してしまう設定になっている場合は、一度、「草稿」や「下書き」に保存して、熟語の途中で改行されてしまっていないか確認してみてください。
サポートをしていると「何かお礼がしたい」と言われる時があります。支援してもらう側は「いつもサポートしてもらって、申しわけない」と感じるようです。
私たちは、どうしてサポートしているのでしょう?多分、サポートをしている方は、誰も「お礼を期待して…」と言うことはないと思います。
自分がこういう事を教えるのが好きだから参加しているのだと思います。
現在、私がパソコンに関してこれだけの知識を持っているのは、ネット上にたくさんいる見知らぬパソコンボランティアのおかげです。
ネット上で「このお礼は、どうしたらいいの?」と伺ってみたことがあります。「あなたが誰かに教えてあげれば良いのよ!」と教わりました。直接教わった人に恩義を返さないでください。
教わったことをどんな形でも良いですから、誰かに教えてください。それだけで、パソコンボランティアになるのです。私自身もかけてもらった恩義を返しているだけなのですから、どうぞお気になさらず…「サポートを受けてくれてありがとう!」この辺の理解を支援開始時にはっきりさせておく必要があると思います。
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